第30期修了生:南波 幸平
■ 褐エ田組 アカデミーの研修を終えて感じたことは、始めは2ヶ月間という期間は長いと思って入校しましたが、研修を行っているとかなり短いものでした。 初めてアカデミーで一緒に研修する人達と顔を合わせたときは、上手くやっていけるかなどの不安がいっぱいありましたが、これは時間が経つにつれ消えていきました。 始めの研修は江田島での6日間でした。この6日間で僕達は団結力や社会人としてのマナーなどを学び、江田島での研修を乗り越えました。 僕は、A、Bの班に分かれその内のA班のリーダーになりA班の人達をまとめたりするようになりましたが、もともとそういった役割をするのが苦手だったので、始めの2、3日間はリーダーらしいことは何一つ出来ずじまいでした。しかし、残りの3日間で班の人全員から支えてもらいリーダーという役にも慣れることが出来、最初に比べてかなり成長することが出来たので良かったです。最後の方ではリーダーらしくなったと言ってくれたのでとても嬉しかったです。 6日間の江田島での研修が終わり、観音の寮での研修生活が始まり、始めは八本松にある訓練センターで測量の実習をしたり、鉄筋で柱、梁、ベースを組み立てたり、枠組足場、単管足場を制限時間を決め組み立てたり、色々な講師からの講義を受けさせていただきました。 千代田の加工場にも行き、そこではモデルハウスの組み立て作業があり、型枠を1人1人で分担し造ったり、墨出しをし電動ドリルで穴を開けセパレーターを通せるようにしました。型枠を実際に組み立ててみると、色々不具合があり形がゆがんでしまったり、パイプサポートや部材、道具が落下し危険なこともありましたが、無事完成を迎えることが出来て良かったです。 2ヶ月間という長いようで短い期間でアカデミーでは団結することの大切さや人とのコミュニケーションの重要さなど色々な事を学ぶことが出来、今までの私には無かったものなども学ぶことが出来て良かったです。 アカデミーでの研修は現場に出て必要なことばかりだったので、忘れず会社に持って帰りたいと思います。研修をこの全員で行えて良かったです。 |
第30期修了生:南波 幸平